- 寒天
- ところてん
- ゼラチン
さて、ダイエットに向いているのはどれでしょうか?どれも似たようなものですが。
それぞれの違いを知ってダイエットに役立てましょう。
食べ方にも一工夫することが大事です!
<スポンサードリンク>
寒天とところてんの違いは作り方
ところてんと寒天、原料は同じ。
作り方が違うんです。
寒天は海藻の煮汁を固めたもの
テングサやオゴノリといった海藻類をまず煮詰めます。
その海藻の汁を固めるとところてんができます。
それをあのにゅーっと突き出す入れ物に入れてだすと、ところてんの形になるわけです。
寒天はところてんを寒晒しにしたもの
さて、このところてんを寒晒し(かんざらし)すると、寒天が出来ます。
寒天は、作ろうと思って作ったものじゃないんです。
寒天が出来たのは江戸時代。
旅館のおやじさんが、ところてんを外に出しっ放しにしておいて、おお、なんだかところてんがカサカサに乾燥して、においもない変わった代物になったぞ、と出来たのが寒天です。
この時代、ところてんはまだ庶民の食べ物ではなく、殿様が食べる高級食材だったのです。
それをうっかり出しっ放しってのもすごいと思うけど、そのおかげで寒天が出来て、煮溶かすと和菓子の材料にも使えるじゃない、便利だね、ということで広まっていきました。
ダイエットに向いているのは寒天?ところてん?
ところてんと寒天、どちらもカロリーは低そうで、ダイエット向きに見えます。
どちらが、よりダイエット向きなんでしょうか。
巡りをよくしたいなら寒天
寒天は8割が食物繊維なので、お腹が膨らむというメリットもあるし、お腹の掃除が出来るという点も見逃せません。
便秘がちで身体の巡りが悪い人は、代謝アップのためにも寒天を食べた方がいいかもしれないですね。
食事のカロリーを減らしたいならところてんを食前に
対して、ところてんは99%が水分です。煮汁をそのまま固めているので。
だから、食前に食べるとお腹がいっぱいになります。
先にお腹を膨らませておけば、食事の量が減らせる=カロリーを抑えてやせることが出来る、ということですね。
↓私は妊婦時代、臨月近くになってからこれを食べていました。
寒天に見えますが、ところてんです。
お腹が空くけど「水を飲んでも太る」といわれる臨月。
医者からもこれ以上体重を増やしてはいけないといわれ、でも食べないとストレス溜まる!ということで、30袋セットを買って、味を変えながら夕食前に食べていました。
これをゆっくり食べるとかなり満足するので、夕食の量を減らすことができました。
ゼラチンはダイエットに向いてるの?
ゼラチンそのものはコラーゲンです。
ですからこれがダイエット食材ということにはなりませんけれど、ゼリーを作って主食にすれば、ご飯を食べるよりはカロリーダウンになります。
寒天やところてんと比べると食感がなめらかなので、野菜ジュースなどを固めておやつ代わりにしてもいいと思います。
続けやすいのはどれだろう?
ところてんも寒天も、タレを工夫すれば食べやすいです。
ところてんは定番の二杯酢、三杯酢ばっかりだと飽きてしまうんですよ。
黒蜜とか梅みつとか色々タレの種類があるお店のものを食べていましたけど、バリエーションがないと続けるのが難しいですね。
寒天は野菜ジュースやフルーツジュースなどを固めるといいと思います。
寒天は、粉とか棒とか糸など種類があるので、使いやすいです。粉寒天などは汁物に入れても良いです。
そういう意味では、寒天が一番続けやすくて、バリエーションもあるかもしれないです。
<スポンサードリンク>