明日は大事な仕事がある、あまり出たくない会合があるなど、次の日に気になっていることがあると、緊張や不安を感じて眠れなくなってしまうことがあります。
不思議なもので、緊張とは目に見えない、自分の心が作り出したものなのに、一度気になりだすと眠るどころか目がやたらと冴えてしまって全く眠れない、なんてこともありますよね。
そんなときはどうすれば頭を切り替えて眠れるのでしょうか。
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眠れないのは自律神経のバランスが乱れているから
夕ご飯を食べて、お風呂に入ってリラックス。それが出来ていれば、自律神経の副交感神経が優位になっていて、自然と眠りにつけるはずなのですが・・・
緊張して眠れないということは、自律神経の交感神経が活発になりすぎているからです。
自律神経は自分ではコントロールできない神経なので、頭で何とかしようとしても無理。考えれば考えるほど眠れないという悪循環になってしまいます。
緊張して眠れない時にはどうすればいいか
私も嫌な仕事をしていたときは、日中上司にいわれたことが頭から離れなかったり、翌日また何か言われるかと思うとそれが気になって眠れないことがありました。
でも寝ないと体力が持ちませんし、疲れていては美容的にもよくない。
どうしても寝付けないという時にとっていた方法をご紹介します。
アロマテラピーでリラックスする
アロマテラピーで使う精油には、自律神経のバランスをとったり、神経の緊張をほぐしてくれる香りがあります。
- マジョラム
- タラゴン
- バジル
- ラベンダー
- マンダリン
- ベルガモット
- サンダルウッド
などのアロマがおススメですよ。
これを数滴ティッシュにたらして枕元に置きます。目を閉じてゆっくり深呼吸をしていると、気持ちがほぐれてきます。
アロマディフューザーなど香りを楽しむ器具があれば、一晩中よい香りに包まれて眠ることも出来ます。
深呼吸をする
アロマがなくても、深呼吸をするだけでも神経の緊張を和らげることが出来ます。
この時大事なのが「息を吐く」ことです。
深呼吸というと「吸って〜吐いて〜」というので、吸うことからやってしまう人が多いのですが、これは逆効果。
まず、しっかり息を吐ききります。もう吐けないというところまで吐いてから、鼻から息を吸います。
5秒かけてゆっくり息を吸い、一度息を止めてから、今度は10秒かけて口からゆっくりと息を吐きます。
呼吸は胸式呼吸ではなく、腹式呼吸。お腹で息をしてくださいね。そして、手足に意識を集中します。頭は空っぽにして。
これを10回くらいやってみてください(もちろん、それ以上でもOK)。血行が良くなってきて手足が温まってくるのが分かります。
無理に眠ろうとしない
何をやってもどうしても眠れないときは、無理して眠ろうとしないのもひとつの方法です。
寝ようと思うほどに気持ちが焦ってしまうので、本を読むなどして気持ちを切り替えましょう。
寝よう寝ようと思うと、緊張の原因になっていること(例えば仕事など)が頭に浮かんでしまうので、気晴らしが出来るような違うことをするんです。
イライラして何時間も眠れない時間を過ごすよりも、頭を切り替えて短時間でもぐっすり眠れた方が疲れはとれます。
一番眠れない世代、それが40代
実際、国の調査でも40代の女性が一番睡眠時間が短いという結果が出ていましたね。
仕事だけも忙しいし、子ども達も大きくなってきて、小さい頃とは違った手間がかかってくるのが40代。
でも睡眠はとても大事です。眠れないと免疫力が下がって、思わぬ病気にかかることもありますからね。
深呼吸は手軽に緊張をほぐせる方法なので、是非やってみてください。
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