節分といえば恵方巻きというのが関西以外でも定着しつつありますね。
東京でも豪華な恵方巻がたくさん売られるので、ちょっと楽しみなんです。
実は他にも、節分ならではの食べ物というのがあるのをご存知ですか?
節分に食べると縁起が良いといわれている食べ物を集めてみました。
旧暦の大晦日に当たる日ですからね。縁起のいいものを食卓に並べて、厄払いしちゃいましょう。
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節分に食べると縁起がいい食べ物8つ
それでは、おなじみのものも含めて、8つご紹介しますね。
1.恵方巻
節分の日に食べる太巻きですね。関西では「丸かぶり寿司」と呼ばれていたそうですが、恵方を向いて食べるということから、セブンイレブンが「恵方巻」として全国販売したことでその名が広まったそうです。
かんぴょうやしいたけ、桜でんぶなど7つの食材を巻くのが基本です。これは七福神を表しているからという説があります。
その年の恵方を向いて、最後まで喋らずに食べきるといいとされているのですが、丸かぶりするのは結構大変ですよね。
2.福豆
「鬼は外、福は内」と豆まきをした後に、年齢(数え年)の分だけ豆を食べます。
豆まきの由来については、こちらの記事もご覧ください。
鬼を払った後は無病息災を願って炒った豆を食べますが、北海道など一部の地方では落花生を使うところもあるようです。
3.こんにゃく
こんにゃくは
- 腸の砂おろし
- 体の砂はらい
といわれ、お腹の中をキレイにしてくれるということを昔の人は経験的に知っていたのです。
旧暦の大晦日に当たる節分の日にこんにゃくを食べることで身体の中までキレイにしたんですね。
4.いわし
鬼がイワシのにおいをいやがることから、玄関にイワシの頭を柊にさして飾りますよね。子供たちが通っていた保育園では、毎年必ず門のところに飾ってありました。
イワシの身を焼いて、その時に出る煙とにおいで邪気を払うという意味もあるそうです。
頭は飾って、身の方は焼いて食べればいいわけですね。
5.そば
大晦日に年越し蕎麦を食べるのと同じ意味ですね。
長いものを食べて長寿を祈ります。
6.けんちん汁
けんちん汁の発祥は鎌倉の建長寺であるという説がありますが、主に関東でみられる風習です。
様々な根菜類を加えて煮たけんちん汁は寒い時に重宝されたようです。
7.くじら
山陰地方の風習で、
- 大きなものを食べて邪気を払う
- 大きな幸せを願う
という意味を込めて大きなクジラを食べるそうです。
8.福茶
福茶というのは、
- 昆布(よろこぶ)
- 梅干し(しょうちくばい)
- 福豆(まめまめしい)
を入れた縁起の良いお茶のこと。
緑茶でもいいですけど、ほうじ茶を使うと美味しいです。
節分の日に、家族みんなで食卓を囲んで
2月に入ってもまだまだ寒いです。むしろこれからまだ寒くなる。
でも節分を過ぎると、確実に春が近づいているのがわかるようになります。
季節の変わり目。
家族みんなで縁起の良い食べ物を揃え、無病息災、家内安全を願って美味しくいただく。
そんな日本ならではの風習を続けていきたいものです。
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