私はチョコレートが大好きです。ここ数年は毎年「サロン・デュ・ショコラ」にも行っております。
だけど、試したことがないのがローチョコレートです。まだ食べたことがないのですが、普通のチョコレートとどう違うのでしょうか。
栄養価が高いというローチョコレート、食べてみたい。ああ、食べてみたい。
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ローチョコレートの「ロー」は「low(低い)」ではなくて「raw(生)」です。
つまり、生のチョコレート。
何が生なのかというと、チョコレートを作る時にカカオ豆に熱を加えないのです。
普通のチョコレートはカカオ豆を焙煎して香りを引き出しますが、ローチョコレートは非加熱処理をして、最後まで低温で作るので「生」チョコレートといわれるんですね。
ちなみに、柔らかい食感がウリの生チョコレートは生クリームなどを加えて柔らかくしているものです。ここでいうローチョコレートとは違うものですのでご注意ください。
ローチョコレートの3つのメリット
熱を加えないということに、どのようなメリットがあるのでしょうか。
1.栄養価が高い
普通のチョコレートはカカオ豆を焙煎した時に、せっかくの栄養素が失われてしまうことがあります。
香りは引き出せるけれども、熱に弱い栄養素は減少してしまう。香りの良さを追求するなら仕方のないことですけど、少し勿体無いです。
栄養素を残したければ高熱を加えずに作る。それがローチョコレートです。
ローチョコレートは45度以下の低温で調理されているので、熱に弱い栄養素もそのまま残ります。
さて、カカオといえばポリフェノール。
抗酸化作用で美容にも健康にも良いといわれる成分ですが、ローチョコレートはポリフェノールが豊富に含まれています。
また、
- テオブロミン
- ビタミン類
- ミネラル
- トリプトファン
- セロトニン
- フェニルエチルアミン(PEA)
- 食物繊維
なども普通のチョコレートより多く含まれています。
チョコレートが好き、だけど甘いから罪悪感が・・・という人は、栄養価の高いローチョコレートに切り替えてみてはいかがでしょう。
2.カフェインが少ない
低温処理することでカフェインの量が少なくなっています。
だから、カフェインを控えたい人でも安心して食べることが出来ます。
3.砂糖が使われていない
ローチョコレートは、砂糖や粉乳などを使わずに、
- メイプルシロップ
- パームシュガー(ヤシ糖)
- アガベシロップ
などの天然の甘味料が使われていることが多いので、チョコレートの糖分が気になる人にもおすすめです。
ハイカカオチョコレートとの違いは?
私は甘ったるいチョコレートは苦手なので、元々苦めの、ハイカカオチョコレートを食べます。
だから、それでも十分じゃない?わざわざやたらと値段の高いローチョコレートを食べる必要はあるのかな?とも思いました。
ハイカカオチョコレートは、たしかにカカオの含有量は多いです。ポリフェノールをたっぷり摂りたいと思ったら、カカオの割合が多いものを選べば良いです。
しかしカカオの割合が高かったとしても、甘味として使われているのは砂糖が多いこと、また、高温でカカオ豆を処理する時点で酵素は失われてしまっています。
ですから、砂糖を避けたい人やより栄養価の高いチョコレートを食べたい人は、ローチョコレートの方が向いています。
苦いチョコレートとローチョコレートでは、求めるものが違うんですね、そもそも。
おやつにチョコレートを食べるなら、ローチョコレート
ローチョコレートって、結構なお値段がするんですね…。
ハイカカオチョコレートも高いけど、ローチョコレートもそれに匹敵する。
たとえばこれです。
やっぱり質のいいおやつは高いんだな〜と思います。
でもその方が食べ過ぎないし、大事にちょっとずつ食べますよね。私も高級チョコレートは子どもに見つからないように冷蔵庫に隠して大事に食べてます。
おやつに甘いものを食べたくなったら、ローチョコレートをちょっとずつ食べる、それなら栄養補給もできるし、気持ちも満足しますね。
ローチョコレートはどこで売っているのか?
ローチョコレートは、スーパーなどではあまり見かけません。
買うなら、輸入食料品店か、カルディや成城石井など輸入食材も売っているお店にいくと良いでしょう。
通販でしたらいろいろな商品を比較できるので、楽天市場やAmazonで購入するのが良いかもしれません。
まとめ
ローチョコレートとは、生のチョコレートという意味で、45度以下の低温で調理されているものです。
加熱処理をしていないので、熱に弱い栄養素も残っています。また、砂糖が使われておらず、アガペーやメイプルシロップなど天然の甘味料が使われているのも特徴です。
お値段は少し高めですが、輸入食材を取り扱っているお店や通販で手に入れることができます。ぜひ試してみてください。
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