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似非ポジティブ思考に騙されるな。無理をして自分の感情に蓋をしないこと

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ポジティブ思考、前向きな考え方が出来るようになりたい。

落ち込みやすい人や不安になりがちな人はそう思うでしょう。

でも、無理してポジティブに考えるというのはとても危険です。何でも前向きになればいいってものではありません。

自分の感情を無視してはいけないのです。

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自分の感情を無視することがポジティブ思考なのではない

ポジティブというと、悲しいのに悲しいと思わないとか、本当は腹が立っているのに怒らないとか、なかったことにしようとしてしまう人がいます。

でも、それは違う。

自分の感情を無視してはいけないのです。

悲しいとか不安、怒りというネガティブな感情だって自分の一部。その感情に蓋をして「感じていないこと」にしてしまうと、いつかひずみが出てきます。

だって、人間ですから、どんなに強い人だって落ち込むことだってあるし、へこんで何もしたくない気分の時だってあるんですよ。

でも、本当に前向きな人は、その感情から逃げないんです。

感情を無視することは逃げ出すことと同じ

もちろん、誰だっていったん現実逃避したいことはあります。一度その場から逃げて気持ちをリセットすることが必要な時だってあります。

でも、いつもそれじゃあだめなんですよ。結局、逃げてばかりになってしまう。

根本的な解決が出来ないままに表面的な「ポジティブ」を手にしても、気持ちは強くならないのです。

逃げてばかりじゃ、何も始まらない。

本当のポジティブは自分の全てを受け入れる

本当のポジティブ思考は、ネガティブな感情も全ていったん受け止めるんです。

悲しい時は悲しい。何がそんなに悲しいのか、しっかりと自分と向き合います。そして、悲しい自分をいたわって、それから気持ちを切り替えるんです。

だから、ネガティブな感情を無視しない。それも大事にするんです。

そう、自分の感情から逃げないことが本当のポジティブ。全て受け入れてそれを克服する、乗り越えることで、強さを身につけていくのです。

何に対してそんなにネガティブになっているのか、じっくり考えてみてください。

きちんとその感情と向き合うと、「そうか、私はこんなことが不安だったんだ」とネガティブな種の元がわかるようになります。

どうすればいいか、どうしたいのかを考える

ネガティブな感情を受け入れると、「どうして」「なんで」と気持ちが過去を向いてしまう人がいます。

そうならなにように、未来のことを考えるのが本当のポジティブ思考です。

自分はどうしたいのか
この問題はどうすれば解決できるのか

と、これからどうするのかということを考えてみてください。

私はどうしたい?どうすることが幸せ?と考えて、「こうなりたい」ということを強くイメージするようにしてみてくださいね。

実際に「こうなりたい」「こうしたい」というイメージで頭がいっぱいになれば、本当のポジティブ思考が身についていきます。

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