ピスタチオはナッツの女王とも呼ばれます。それは見た目の美しさだけでなく、栄養価が高いから!
ナッツ類の中では比較的柔らかめで、歯が弱い私でも食べやすいのです。しかも、ダイエット中にも最適なおやつになります。
美容のためにも、おやつに、つまみに、ピスタチオを食べましょう。
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ダイエットにも効果的!ピスタチオに含まれる栄養
ナッツは「種」ですから、栄養価が高いのはわかりますが、具体的にどのような栄養が含まれているのかをみてみましょう。
ミネラル類
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- 鉄分
などが含まれています。
ここで特筆すべきは、カリウムです。
カリウムは余分な塩分や水分を排出しやすくしてくれるミネラルなので、むくみがちな人には積極的にとって欲しい栄養素。
ナッツ類はカリウムを多く含むものが多いですが、ピスタチオはその中でもトップクラスなのです。
ピスタチオ | 970mg |
---|---|
アーモンド | 760mg |
ピーナッツ | 760mg |
カシューナッツ | 590mg |
くるみ | 540mg |
【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】
むくみ太りが気になる人にも、オススメのおやつです。
ビタミン類
- βカロテン
- ビタミンB群(B1、B2、B6)
- 葉酸
- ビタミンK
- ビタミンE
しかし、ビタミンEやβカロテンなど抗酸化作用を持つビタミンが入っているので、40代には嬉しい。
抗酸化作用とは、活性酸素を除去して体が錆びつかないようにする働きのこと。
活性酸素はあらゆる病気の元になるとも言われていますし、シミやシワの原因にもなるものです。
呼吸によってもできるものなのですが、ストレスや生活の乱れによっても増えてしまいます。
鉄は酸化すると、錆が出てきますよね。活性酸素が増えると体の中でも同じようなことが起きてしまいます。
歳をとることは仕方ないけれど、体が老いていくスピードを緩やかにすることはできるはず。
不飽和脂肪酸
私が期待している栄養素は、ピスタチオの不飽和脂肪酸です。
- リノール酸
- オレイン酸
- αリノレン酸
- パルミトレイン酸
などが含まれています。
リノール酸、αリノレン酸などは「必須脂肪酸」と言われる脂肪酸で、私たちが体内で作ることができないものです。
つまり、食事からとる以外にない。
特に大事なのはαリノレン酸です。
オメガ3系脂肪酸とも呼ばれますが、体内でEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)に変わります。
あまに油やエゴマ油にも含まれています。
EPAやDHAは青魚に含まれる成分で、コレステロールを下げたり、脳を活性化させると言われていますよね。
つまり、オメガ3系脂肪酸は植物性と動物性があり、ピスタチオの脂肪酸はもちろん植物性。
アレルギーの原因物質を抑制したり、血圧を下げると言われています。
そしてEPAは脂質の代謝を促し、体脂肪を減少させるともいわれていますから、ダイエットにはぴったり!
美味しく食べながら脂肪も減っていったら嬉しいと思います。
食物繊維でおなかすっきり
ナッツ類は食物繊維が豊富なことでも知られています。
ピスタチオにももちろん含まれていて、特に不溶性食物繊維が豊富です。
不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維のことで、腸の中で水分を含んで膨らみ、余計なものを絡めとりながら腸の動きを活性化してくれます。
腸の善玉菌を増やしてくれますので、腸内環境の改善にも役立ちます。
便秘がちだと栄養の吸収も悪く、老廃物も排出しづらいので痩せにくいですよね。
ピスタチオのカロリー
ピスタチオのカロリーは100gあたり614.9kcal。(日本食品標準成分表より)
高いです。ナッツだからね。
ピスタチオの殻をむいた状態で、10粒ほどの量がおよそ6g。
ということは、10粒でおよそ37kcal。20粒で74kcal。
おやつで食べるなら許容範囲ですね。
殻があるから、食べ過ぎが予防できるピスタチオ
ダイエット中のおやつとしてピスタチオをおすすめしたい理由、それは「殻がある」ってことです。
アーモンドもいいのですが、つい食べ過ぎてしまうのが心配です。
その点ピスタチオは、殻を剥かないと食べられないのでちょっと面倒ですよね。
私は面倒です。
10粒程度、ゆっくりたくさん噛んで食べたら、結構お腹は満足します。
40代のみなさん、栄養価も高くて食べ過ぎ防止にもなるピスタチオをぜひダイエット中のおやつに役立ててくださいませ。
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