スラッと伸びた足は女性なら誰しも憧れると思うのですが、太さに加えてO脚だと自信を持ってスカートをはくことが出来ません。
足が太いこととO脚には関係があります。ただ足痩せダイエットに励むのではなく、O脚を治せば足もスラッと真っ直ぐ、細くなるかもしれません。
まずは、なぜO脚だと足が太くなってしまうのか、その原因を知っておきましょう。
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O脚をチェック!あなたはどのタイプ?
O脚というと、真っ直ぐ立った時に膝がつかない足、というイメージがあるかもしれませんが、そればかりではありません。
O脚のタイプによって対処法が違ってくるため、まずは自分がどのO脚なのかチェックしてみましょう。
鏡の前に断って、どこが開いてしまっているのかを見てみてください。
膝はつくがふくらはぎが開いてしまう
歩く時、つま先が外側と向いていませんか?
このタイプは、膝はつくのですが、すねの外側に筋肉がついてしまっているので、ふくらはぎがくっつかないのです。
足の内側すべてが開いている
太もも、膝、ふくらはぎ、すべてが開いているO脚。
結構大変なO脚ですが、私も以前はこんな状態でした。
普段猫背になっていませんか?姿勢が悪いことで骨盤が開いたり後ろに傾いてしまうと、脚全体が歪んでしまってO脚になるのです。
膝はつくが太ももとふくらはぎが開いてしまう
いわゆるX脚の状態です。歩き方が悪い、お尻が下がっているなどの特徴がありますが、太ももは開いているのに膝がつくという複雑な歪み方。
内股歩きをしている人によく見られます。
O脚だと足が太くなる4つの理由
O脚だということは、身体が歪んでいる証拠です。
それで、余計なところに肉や脂肪がついてしまうのです。
1.筋肉が硬くなっているから
姿勢が悪かったり、歩き方が悪かったりすると、それをカバーしようとして、足の外側の筋肉がどんどん発達してきます。
歩きながら、太ももやふくらはぎの外側の筋肉ばかりを鍛えているようなもの。
無駄に筋トレをして、そこの筋肉だけが硬くなってしまい、足が太く見えるのです。
2.筋肉のバランスが悪いから
足の外側の筋肉だけが鍛えられると、内側はどうなるでしょうか。内側の筋肉はあまり鍛えられずに衰えてくるわけです。
そうなると、外側と内側の筋肉のバランスがとれません。
硬く発達している方の筋肉は骨を引っ張るため、外側に骨が引っ張られたような形になり、足が歪んでしまうのです。
3.内ももぷよぷよ
足の外側の筋肉は硬く、内側は衰えている。
だから内ももに脂肪がつきやすく、ぷよぷよしているのもO脚の特徴です。
そのせいで余計に足が太く見えてしまうのです。
40代になってO脚がひどくなったという方は、このタイプが多いかも。
私も内ももがプヨプヨなんです・・・。
4.下半身に脂肪がつきやすい
骨盤が歪んでいると代謝が悪くなります。
下半身はただでさえ冷えやすいのに、そこに代謝の悪さが加わると脂肪がつきやすくなり、足が太くなるのです。
O脚は治る!簡単に出来る改善方法
私も以前はひどいO脚でしたが、時間をかけて改善してきました。
ちゃんと意識していないと姿勢が戻ってしまうので、今でも気をつけています。
方法としては簡単なのですが、O脚は長年の習慣からできているもの。その習慣を変えることは自分の意識を変えていかないといけないので、時間がかかるかもしれません。
常に姿勢を良くする
まず、O脚の一番の原因は姿勢の悪さです。
立っているときも座っているときも、常に良い姿勢を心がけないといけません。
これはかなり意識しないと難しいです。長年の習慣を変えるのは本当に大変。
ですが、姿勢を保つことで、足もキレイになるし、全身のバランスが整ってきますので、いいことづくめですよ、
◆立っている時
- お腹を引っ込める
- 頭からつられているようなイメージでつま先は外側ではなく前に向ける
- 片足に重心をかけない
◆歩く時
- つま先は外側ではなく、前に向けて歩く
- 重心はかかとではなく足の指
◆座っている時
- 椅子の背もたれに寄りかからない
- 背筋を伸ばす
- お腹を引っ込める
- ぺちゃんこ座りや横座りはしない
- 脚を組まない
O脚は骨が歪んでいるわけではなく骨盤の歪みから筋肉のつき方が悪くなっているので、骨盤を正しい位置に持っていくように、真っ直ぐ立つ、座るといったことを徹底します。
足の外側の筋肉をほぐす
意識して足の外側の筋肉をほぐすようにマッサージしてみてください。テレビを見ながらでもいいですし、お風呂に入っているときでもいいですね。
最初のうちは筋肉が硬いので、ちょっと痛いかもしれません。
続けていくと段々筋肉が柔らかくなってきます。
股関節のストレッチ
ストレッチは色々方法がありますが、骨盤の歪みを取りながら足の筋肉もほぐすストレッチとして、2つおすすめします。
1つは開脚ストレッチ。
床に座って脚を開きます。出来るだけ開いてみてください。
最初はなかなか開かないと思いますが、2週間くらい続けていると段々柔らかくなってきます。
慣れてきたら上半身を倒してさらに柔軟度を高めていきましょう。
もう一つは足裏をつける方法。床に座り、両脚の裏をつけます。股関節が硬いと膝が床からかなり浮くと思いますが、足裏をつけたまま膝を上下に揺らしてみてください。
段々柔らかくなってくると、床との距離が近づいてくると思います。
まとめ:O脚は今からでも頑張れば改善できる!
整体に行って骨盤矯正をしてもらう、というのも即効性のある方法なのですが、普段の姿勢が悪いとすぐに戻ってしまいます。
ですから、まずは習慣を変えることから。普段の姿勢を良く保つことが何より大事です。
姿勢や歩き方を変えることができれば、後は簡単。毎日のマッサージなどですらりとした美脚を作っていくことは十分可能です。
筋肉がほぐれてくればそれだけでも足が真っ直ぐにキレイに見えますし、余計な脂肪がつきにくくなります。
目に見えて数日で変わるものではありませんが、毎日の努力で何とかなりますよ。頑張っていきましょう。
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