菜の花はさっと茹でて食べられる野菜ですが、実は茹で方が難しい!
歯ごたえを残しつつ、栄養価も逃さない上手な茹で方をご紹介します。
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菜の花の茹で方のポイントは時間!
春先に出回る菜の花は、束になって売っているタイプが最も多いと思います。
この菜の花を茹でる時間は、ズバリ1分!
- 茎の直径が10mm以下:1分
- 茎の直径が10mm以上:1分30秒
くらいを目安にしてください。
まず、菜の花の束を解きます。このままだとちょっと長いので、
- 上の蕾側
- 下の茎側
に半分に切り分けます。
ただし、炒め物などに使う時、そのままの長さでもいいという場合はあえてきらなくてもOKです。
束になっていないタイプはけっこう長さがあるので、必要に応じて3等分くらいに切ってください。
◆茹でる手順
- 鍋にお湯を沸かします。
- 塩を小さじ1ほど加えます。
- 下の茎側を先に鍋に入れます。
- 20秒〜30秒したら時間差で蕾側を入れます。
- 1分したらざるに上げてさっと冷水にくぐらせ、水気を絞ります。
ポイントは茹ですぎないことと、水に浸けすぎないことです。
水にさらしすぎるとせっかくの栄養素が流れ出てしまいますので、絞れる程度に冷ませばOKです。
虫が出てくるからよくかき混ぜて!
菜の花で一番怖いのが虫。
よく、虫が出てきます。だから、私は菜の花を茹でるのが苦手なんですよ。
小さなイモムシみたいなヤツがいますから、茹でる時によくかき混ぜると浮いてきます。
まあ、一緒に食べてしまってもわからないかもしれませんが、できたら取り除きたいので私は必死にかき混ぜています。
電子レンジで茹でる方法
鍋ではなく、電子レンジを使った茹で方もご紹介します。
加熱する前に、粗熱をとるための冷水をボウルに用意しておいてください。
- 耐熱容器に菜の花を入れてラップをします。
- 電子レンジで1分30秒加熱します。
- 氷水にさっとつけます。
- ざるに上げて水気を絞ります。
電子レンジで加熱する時は、熱が通りにくい太い茎を上に乗せるようにするのがまんべんなく火を通すポイントです。
余ったら冷凍保存しよう
菜の花は新鮮さが命の野菜です。ですから、できれば買ってきたその日のうちに食べましょう。
それができない時は、湿らせたキッチンペーパーに包んで、立てて野菜室で保存します。
保存は2〜3日です。
もしもそれ以上保存する場合は、硬めに下ゆでしてから水気をしっかりと絞り、密閉袋に入れて冷凍保存をしましょう。
食べる時は自然解凍しておひたしなどに、またはそのまま炒め物などに入れてみてください。
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