人には内向型と外向型と大きく分けると2つあります。
どちらかに完璧に分かれるわけではないけれど、どちらかの傾向があるってことですが、内向型にもさらにいくつかのタイプがあります。
内向型の特徴をまとめたので、ちょっと自分の気質を考えてみましょう。自分は内向型だから生きづらいのかな・・・と思っている方、それを強みにしていきませんか。
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内向型の特徴ってこんな感じ
以下の特徴に当てはまるものが多いほど、内向型の傾向があると考えればいいです。
1人で何かをするのが好き
大勢でわいわいするよりも、一人で本を読んだり、趣味に没頭することの方が好き。
私は1日1人で本を読んでいても、全く苦痛ではありません。
絵を描いているのも好きだし、ガーデニングとか黙々と土いじりするのも好きです。
逆に、不特定多数の人と話すとか、ものすごく疲れます。
これは、エネルギーをチャージする方法が「一人の時間を過ごすこと」だからです。
大勢の人とわいわいやってエネルギーチャージできるのが外向型、一人でじっくり過ごすことで充電できるのが内向型です。
エネルギーのチャージ方法が違うだけ。一人でいるのが好き=暗い、じゃないんです。
人前で話すよりも、書く方が好き
大勢の前でプレゼンするとか、超緊張する。
その代わり、作文とか感想文とかブログとか、自分の思いを文章にするのは好き。
そういえば私がブログを始めたのも、もう15年以上前になりますが、やっぱり書くことは好き。
それは、言葉を慎重に選ぶ傾向があるから、その場でパッと言葉が出てこないことがあるからなんですね。
話すよりも、じっくり言葉を選んで「書く」ことのほうがしっくりきます。
想像、空想、考えることが好き
私はだいたい、1日中、あれこれ考えていますね。
料理をしていても風呂に入っていても、全く頭が空っぽということがほぼないです。
考えといっても、別に難しいことを考えているわけではなくて、本当にどうでもいいことだったりするんですけど、自分の好きなこととか趣味についてとか、自分の世界に入り込むことが好きな傾向があります。
静かにしているとただ黙っているように見えますけど、頭の中はとてもおしゃべりなのが内向型の特徴でもあります。
特に、深掘りして考えるのが好きなんですよね。
何かの話題について、みんなの話がどんどん進んでしまっても、自分はさらに考え続けていて・・・そうか、そういうことか!って自分で納得する。
しかしそれを口に出すと、もうみんなは先に進んでいるので「?」と思われたりするんですが。
一つのことをじっくり考えるのが好き。これが悪いことであるはずがありません。
考え方の違い。それだけです。
大勢でわいわいやるより少人数で過ごす方が好き
不特定多数が集まるパーティーよりも、数人で、話ができる人数で食事をしたりお酒を飲んだりした方が落ち着く。
友達は人数じゃない。1対1でも平気。少人数でじっくり話したい。
こんな人は内向的な人が多いです。
私も大勢の飲み会は苦手で、3〜4人で、1つのテーブルでじっくり話せる方が居心地がいいと感じます。
慎重に考える
これは本当にやってもいいことだろうか?とじっくり考え込んでしまう傾向があります。
場合によっては、考えすぎて行動になかなか移せないこともありますね。
外向型の人は、考えるより前に先に行動する人が多いです。
だから行動力がないと思われがちなんですが、こればっかりは仕方ない。慎重なんですから。
一言で言ってしまうと、何も考えずにとにかく行動する人とは、生きるペースが違う。それだけのことです。
冷静沈着な人が多い
物事に対して、感情的に「わーっ!」となることは少ないかもしれないですね。
冷静に考えられるから、何か起きてもバタバタしないでじっくり考える。
自分のうちにこもって考えすぎてしまうこともあるけど、ジタバタすることは少ないと思います。
これは、考えている時間が長いからなんですよね。
内向型の人は考えながら発言するのではなくて、じっくり考えて考えがまとまってから発言するから、その間行動に出ない。
そうすると、常に冷静沈着だという印象を与えます。
それは確かに当たっているんですけど、大元にあるのは「じっくり考える」ってことなんです。
好きなことはめっちゃ話す
内向型の人は暗いと思われがちですが、そんなことはありません。
自分の好きな話題だったらめっちゃ話します。他のことで盛り上がれないのは、興味が持てないから。それだけです。
私も、自分が興味を持てない話って、本当に乗れないんですよ。
話を聞きながら頭では違うことを考えてる。
でも興味のある話題だったら、何時間でも話せます。
特に、少人数で話すのが好きです。
2〜3人、多くても4人。
テーブルについて、あっちこっち見渡さなくても話せる人数ですね。
何か共通の興味がある話題が出たら、それこそ一晩中話せますよ。
内向型も外向型も、「タイプの違い」に過ぎない
タイトルでも言いましたが、内向型、内向きな性格を「悪いこと」だと捉えてしまう人もいますが、悪いことなんかじゃありません。
全然悪いことじゃない。声を大にして言います。
内向型、外向型、単なるタイプの違いです。それだけの違いです。
簡単には割り切れない
内向型も外向型も単なるタイプだし、あくまで「傾向」です。みんな、どちらの面も持っています。
例えば私は明らかに内向的ですが、考えすぎて行動できないということはあまりありません。
どちらかというと、考えるよりも先に行動します。
フリーランスとして仕事をしていますので、考えすぎていたら仕事が逃げていくからです。
新しいことなどはとくに、考えるよりもまずやってみることが大事ですからね。
ですから、上記で説明した特徴はあくまでも「このような傾向がありますよ」というだけのことであって、内向型の人の中に外向型の部分もあるし、その逆だってもちろんあります。
だから「私は内向型だから・・・」と、何かができないことを内向型のせいにしてはいけないし、内向型だから○○ができないと決めつけてもいけない。
あくまでも傾向だということを頭に入れつつ、自分の特徴を活かしながら人生を豊かにしていけばいいんだと思います。
生まれ持った気質を変える必要はない
気質と性格の違い、ご存知でしょうか。
性格は環境などにより後天的に作られていくもの。親の影響も大きいです。
それに対して、気質は生まれ持ったものです。
気質というものはあなたの財産、変える必要もないし、捨てる必要もないものです。
大勢の人とわいわいやって、友達がたくさんいる(ように見える)人をうらやましいと思ったこともあるかもしれない。
だけど、気質を変えようとするのは大きな苦痛をもたらします。
だから、無理に変えてはいけないと思う。
内向型のいいところを活かして、自分らしく生きていけばいいのです。
「人嫌い」「非社交的」という誤解
これ、大きな誤解だと思うのですが、内向型の人はたしかに大勢でわいわいやるのは苦手だけれど、決して人間嫌いではありません。
社交的でないわけでもない。
話す相手が誰でもいいというわけではない、というだけのことです。
>>あわせて読みたい「人間関係で悩みのある人へ。”合わない人”を相手に悩まないように」
内向型を強みに変えていこう
内向型の特徴は、すべて強みに変えていけると思います。
深く考える力を役立てる
人は、考えることが嫌いなものです。
面倒なことは嫌いなんですよ。
それなのに内向型の人は、深く慎重に考えることができるのですから、これは大きな強みです。
その力を人のために使えば良いのではないでしょうか。
1つのことを深く追求する力があるのだから、考えること自体が仕事になったらいいですよね。
十分検討できる力がある
内向型の人は慎重派が多いです。何も考えずに行動するなんてことはできない。
でもそれが強みです。
チームの中にはそういう慎重な人が1人は必要なんです。
ちょっと待って、ってブレーキをかける人です。
人の話を聞いていて、「いいね、それでいこう!!」って勢いが必要な時もあるんだけど、時には慎重に進めないといけない。
内向型の人は色々な意見を聞いて、吟味して、整理して、検討する力があるから、そういった力はきっとチームの中で役立つはずです。
内向型の私の場合、人付き合いはこうしています
私も昔は、色々な付き合いに顔を出さないといけないんじゃないかと思い、頑張ったこともあります。
仕事と割り切って、飲み会にもずっと参加していました。子供を持ってからは、ママ会にも積極的に顔を出しました。
で
自分にとって意味のない時間を過ごすことの苦痛。もったいなさ。
それは人生の無駄遣いではないか。もう折り返し地点を過ぎているのに。
そう思いだしてから、自分が心から欲していないことに時間を費やすのはやめにしようと思うようになりました。
人間関係を一切断ちたいわけではもちろんありませんから、ゆるくつながれる人とだけつながっていられればいいや、と割り切りました。
ママ友は少人数、本当に気の合う人としか連絡は取らない。ママ会だからと全て参加はしない。
自分の心の声に従って行動するようにしました。
すると、とても気が楽になりますよ。無理しないから。
自然と心地よい人の集まりだけになりますしね。
内向型の人って意外とたくさんいるので、プライベートでおつき合いする人は同じようなタイプの人にすればいいのです。
内向型の特徴を知って自分に自信を持って生きよう
内向型も外向型も自分の生まれ持った気質だから、別にいいとか悪いとかないんです。それをジャッジしようとしたり、変えようとするからおかしなことになる。
いいじゃないですか、内向型で。楽しいですよ、私は。
今日もゆっくり本を読みながら、美味しいコーヒーを飲んで一人の時間を楽しみたいと思います。
>>あわせて読みたい「一人の時間は楽しい!一人を楽しむことのメリット」
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