世界一美味しいとの呼び声も高い、日本のマヨネーズ。
でも私は、海外に行った時にマヨネーズを食べたことがなくて、味比べをしたことがありません。
だから、その美味しさの違いがわからないのですが、フランスやアメリカなどと比べても格段に美味しいそうですね。
その美味しさの秘密を探ってみたいと思います。
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日本のマヨネーズが美味しい理由
マヨネーズといえば、その原料はほぼ油です。
自分で作ったことのある方ならわかると思いますが、こんなに油使うの!というくらい使います。
卵黄1個に油1カップくらいですから。
ほぼ油。
それなのに美味しいのは何故なんでしょう。
お酢の違い
マヨネーズは油に少量のお酢、塩を加えて卵黄で乳化させて作ります。
つまり、油が白くなったものを食べてるわけですが、少量のお酢が実は味の決め手。
日本のマヨネーズが美味しいといわれる理由は、日本のお酢の酸味が海外のものに比べてやわらかいことだといわれます。
米酢などが主原料ですから、とてもまろやかになるんです。
▼▼この米酢は美味しい。
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フランスはワインビネガーを使うことが多いですし、アメリカでは野菜を発酵させたお酢。
酸味が強くてツンとくるのが特徴です。料理によっては合うのですが、マヨネーズには強いかも。
卵黄を使うこと
海外では全卵を使うのが主流なのですが、日本のマヨネーズは卵黄のみを使いますよね。
これがマヨネーズにコクを出している、ということのようです。
私も手作りするときには卵黄しか使いませんが、これが全卵だったらなんだか水っぽいような、ちょっとだるっとしたマヨネーズになってしまいそうな気がします。
チューブ入りだから
そして容器ですね。
海外は瓶詰めが主流ですが、日本はチューブに入っていますよね。
マヨネーズは「油」だから酸素が苦手です。チューブにすることで空気が入りにくいので酸化しにくく、美味しさを保てるんですね。
ガラス瓶の方がプラスチックの味が移らなくておいしそうだと思ったのですが、そうか、空気が入ってしまうと味が落ちるというわけか。
今のマヨネーズのチューブは研究に研究を重ねて、ポリエチレン層の間に酸素を通しにくい層を挟み込むことで酸素からマヨネーズを守る構造になっているそうです。
美味しいマヨネーズの使い方
マヨネーズは「油」としての使い道もあります。
炒め物をする時にマヨネーズをフライパンに入れて油代わりに使うとか、ホットケーキを焼く時に材料に混ぜるとふんわり仕上がるとか。
実は卵焼きに入れても美味しいのですよ。冷めてもふっくら美味しい卵焼きが出来ます。
と、いろいろ使い道のあるマヨネーズ。
せっかくだから美味しい油と美味しいお酢で手作りしたら、最高に美味しいマヨネーズが出来るのではないでしょうか。
私のおすすめはあまりくせのないスイートアーモンドオイルとか肌にもいいアルガンオイル。
手作りマヨネーズはあんまり日持ちしませんけど、買ったものより断然美味しいですよ。
ただ、いくら美味しいといっても、ほとんどが油だって事は忘れてはいけません。
実は、マヨラー世界一はロシア
世界一のマヨラーがそろっているのはロシア。
日本人のマヨネーズ消費量は1年間で1.5kgほどですが、ロシアは5.1kg!3倍以上です。
まあ、ロシアは寒いので日本に比べたら消費カロリーが多いですから。
高カロリーなものを食べないと寒い冬を乗り切れない、というのもありますよね。
それにしても1回の食事でマヨネーズ1本消費って・・・寿命が縮まりそうです。
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