本当は教えたくない、国分寺・胡桃堂喫茶店

「喫茶店」という名前がよく似合う空間。

道路に面しているお店なので騒がしいかと思いきや、一歩店に足を踏み入れるとそこは別世界でした。

時間の流れがゆるやかで、はるか昔にタイムスリップしたような錯覚に陥ります。木の精とか本の精とか、人ではないものが住んでいるような気もしました。（決して怖くはありません、念のため）

この日は、久しぶりにお友達とランチを楽しもうとやってきました。胡桃堂を知ったのは夏頃だったのですが、炎天下を駅から歩くのはきついね…と、涼しくなるまで待っていたのです。しかし、実際に歩いてみたら大した距離ではなく、ああ、こんなに近いならもっと早くくればよかったと後悔しました。地図の読めない女は、地図を見ても距離感がわからないのです。

さて、訪れたのは火曜日でしたので、ランチはカレーでした。

辛いものがあまり得意ではない私でもぺろっと食べられてしまう、とても優しい味のカレーで、素材の味が溶け込んでるな〜と幸せな気分になりました。

実はね、お肉の入っていないカレーなんて物足りないのではないかと、お肉大好きな私は思っていたのですが、本当に失礼なことを思っていましたね、食べてみて、お肉はカレーの味の決め手ではないことがよくわかりました。

私はそれほど大食いではありませんが、思わず「おかわり！」と言いたくなるおいしさでした。辛くないから、いくらでもいけてしまう。カレーはドリンクという言葉がありますけれど、まさにそれ。ドリンクとしてもいけるのではないかと思います。朝からこのカレーをごくごくいきたいですね。ぜひ、お持ち帰り用として販売して欲しいものです。

カレーとアイスコーヒーをいただき、話に花が咲いてまだ帰りたくなかったので、追加でデザートを頼みました。