初めて見る野菜。コールラビ。
カブなのか。いや、それにしては硬い。しかも緑。
私がお野菜を直接農園からとりはじめて、もう2年ほど経つのに、未だに珍しい野菜が送られてきます。
箱を開けて、「なんだこれは?」と驚いたその見た目。
こんなの見たことない!という野菜が入っているときは、明細表を見て「これだな?」と見当をつけます。
そして、ネットで食べ方、レシピなどを調べるのですが、今回はコールラビという野菜を試してみました。
コールラビはキャベツ!?
コールラビは、キャベツや大根と同じアブラナ科の野菜です。
結構、ゴツゴツしてます。
ドイツ語で「コール(キャベツ)」「ラビ(かぶ)」が名前の由来なのだとか。つまり、直訳すると「キャベツカブ」。キャベツなのか、カブなのか。どっちなんだ。
見た目はカブ。でもカブほどの繊細さはなくて、とても硬いです。
ヨーロッパではメジャーな野菜だそうで、クセがないからいろいろな料理に使われているのだとか。
硬いので料理がしづらいのではないかと思いましたが、まあ、キャベツもカブもクセがないし、食べやすい野菜だから、その仲間だと思えば不思議もない。
コールラビを生食してみる
さて、このコールラビ。どうやって食べるべきか。
まずは、その味をそのまま試したいなと思い、生食してみることにしました。
サラダに混ぜていただきます。
断面は、こんな感じです。
あまり育ちすぎると中にスが入ってしまうそうですが、これはきれいなコールラビですね。
皮の近くは筋が多いとのことで、厚めにむいた方が良いそうです。
ということでしっかり厚めにむいてみる。
そして、適当にスライスしてみました。
レタスやキャベツを切ったサラダに混ぜていただきました。
味は、ほとんどないです。
ほんのり甘みのある芯といった感じ。今回は生だからかなり歯応えがありますが、イメージとしてはブロッコリーの芯みたいな感じでしょうか。
コールラビを加熱して食べてみる
うっかり写真を撮り忘れましたが、半分残してあったコールラビ、ポトフに入れてみました。
少し厚めに切って、最後に投入。
あっさり火が通り、ホクホクの食感となりました。やはり、ブロッコリーの芯に近い味わいです。
あんまり火を通さなくてもすぐに柔らかくなるので、スープとか味噌汁に入れてもよさそう。
もしもう一度手に入れることができたら、次は炒め物などにも使ってみたいと思います。
美味しいコールラビを選ぶには
今回我が家に来たコールラビは、火曜日か水曜日に収穫されたばかりもの(だと思う)が金曜日に届いているので、とても新鮮。
表面にハリがあり、葉っぱも緑が濃くてシャキッとしてました。
もしスーパーで見かけたら、
- 表面にハリがある
- 葉がしっかりしている
ものを選びましょう。
保存は冷蔵庫の野菜室で。根本と茎を分けて保存すると、新鮮さが長持ちします。