花のある暮らしっていいですよね。小さな花でも心が和みます。
鉢植えは多少水が足りなくてもすぐに枯れたりしませんが、切り花はちゃんとお手入れしないとすぐにしおれてしまいます。
- 花は好きだけどお手入れが苦手
- 花を買ってもすぐに枯れさせてしまう
そんな方に、切り花を少しでも長持ちさせる方法をご紹介しましょう。ちょっとしたひと手間で、長くお花を楽しめますよ。
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基本的な切り花のお手入れ方法
花は生きているので、やはりちゃんとお世話しないといけません。基本的な切り花のお手入れ方法について知っておきましょう。
水揚げ（水切り）をする
花が長持ちしないのは、水を十分に吸い上げられなくなるからです。
そこで大事なのが、水揚げ。水切りともいいます。
お花が水を吸い上げる切る口をキレイに整えてあげることです。
◆水揚げ（水切り）のやり方
- バケツまたはボウルなどに水を用意します。
- 花の茎を水中につけます。
- 水の中で斜めに茎を切ります。
これでできあがり。
水中で茎を切るのがポイント！こうすることで、空気が入らず、水を上手に吸い上げることができます。
ここで大事なのは、切れ味の良いハサミですぱっと斜めに切ることです。
出来ればちゃんとした園芸用のハサミを用意した方がいいですよ。普通の文房具のハサミでは、細い茎しか切れません。
また、切れ味が悪いと茎の導管がつぶれてしまい、水をうまく吸い上げられなくなるので、お花用のハサミを使ってくださいね。
▼▼持ち手が大きい方が切りやすいですよ。
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毎日水切りをする（切り戻し）
水切りは毎日やることで花が長持ちしますよ。
水に使っている間にどんどん茎葉腐敗していくので、茎の切り口を清潔に保つことでちゃんと水を吸い上げることが出来ます。
毎日水を替える
花瓶の水は毎日替えましょう。これは基本中の基本です。
そして、水を変えるついでに、花瓶の内側や茎を軽く水洗いしておくと、水をキレイに保つことが出来ます。
茎は意外とヌルヌルしてるんですよ。やっぱり水の中に細菌が増えているんですよね。
これをキレイにするだけで持ちが違うので、是非やってみてください。
花瓶の水は多すぎない方がいい
花瓶の水が多すぎると水につかっている部分が多くなるので、いたみやすくなてしまいます。
水切りをちゃんとしてしっかり水が吸い上げられれば問題ないので、水は５cmくらい入っていれば大丈夫です。
多すぎる葉は摘んでおく
葉っぱが多すぎると葉から出ていく水分が増えて、早く枯れてしまう原因になります。だから、葉っぱが多いなと感じたら少し摘んでおいた方がいいでしょう。
とりすぎると光合成が出来なくなってしまいますが、花瓶の中で水につかっている分くらいは摘んでしまっても大丈夫です。
また、蕾がたくさんあるときも摘んでしまいましょう。
花が長持ちする環境に置いてあげる
エアコンの近くは乾燥しやすいですし、直射日光の当たる場所も花が枯れやすいです。
日中、適度な明るい場所に置いておくのはいいのですが、涼しくて風通しの良い場所に置いてあげた方が長持ちしますよ。
枯れた花や葉はこまめに摘み取る
花の種類にもよりますが、次々と蕾が開くような花は、枯れてしまったものをきちんと摘み取ってあげることで長持ちします。
黄色くなった葉っぱなどもこまめに取り除くようにしてみてください。
切り花用の延命剤を使う
10円玉を入れるとか、砂糖を入れるとか、切り花を長持ちさせる裏技が色々ありますが、確実に長持ちさせたいなら、お花屋さんで売っている延命剤を使うのがいいでしょう。
水を毎日変えていたとしても、水だけではどうしても栄養不足になってしまいます。延命剤には花の栄養になる成分も含まれているので、水だけよりも長持ちしますよ。
花への愛情が長持ちのコツ
切り花を長持ちさせるのは、やっぱりお花への愛情ですね。
少しでも美しい姿を留めておいて欲しいと思うなら、それなりのお世話をしないといけません。
でもちゃんとお世話をすると、不思議なものでお花ってその気持ちに答えてくれるんですよね。
毎日水切りは出来なくても、せめて水を替えるくらいのことはして、少しでも長く切り花をたのしみましょう！
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