2023年の大寒は1月20日(金)です。
ここから立春までの期間を大寒と呼ぶこともあります。
大寒(だいかん)の卵は縁起がいいと人気なんだそうですが、何故大寒の卵がそんなにもてはやされるのか、その訳を知ると食べてみたくなるかもしれません。
金運が良くなるとか、健康運が良くなるとか、40代には嬉しいラッキーなことが一杯のようです。
今年は大寒の卵を、ぜひ試してみませんか?
<スポンサードリンク>
大寒(だいかん)に生まれた卵はおいしい?
大寒は毎年1月20日頃。時々21日になりますが、だいたいこの頃だと思っておけばいいでしょう。
1年のうちで一番寒い時期だとされるので、大寒と呼ばれるんですね。
ちなみに、小寒→大寒→立春と季節が移り変わっていきます。ここを乗り越えたら、春はもうすぐそこです。
大寒の食べ物といえば?それはたまご。
知らなかったなー。
何故大寒に卵を食べるのか。それは、この時期に生まれた卵はとても栄養価が高いとされるからです。
鶏乳始って?
「鶏乳始」の読み方ですが、
- にわとりはじめてとやにつく
- にわとりはじめてにゅうす
とよみます。
大寒は二十四節気(にじゅうしせっき)の一つですが、さらに細かく分けた七十二候(しちじゅうにこう)というものがあり、
- 最初の5日:初候
- 真ん中の5日:次候
- 最後の5日:末候
といいます。
鶏乳始はこの末候にあたり、春を前にして鶏が卵を産み始める時期という意味なのですが、真冬で一番寒い時期ですよね。
この時期、とても寒いので、鶏は水分をあまり摂らず、エサを一生懸命食べて卵を産もうとします。
しかし卵を産む数も最も少ない時期であるため、1つ1つの卵の栄養価が非常に高くなるというわけです。
なおかつ風水的には「金運がよい」とされているので、大寒の卵は贈答品としても人気があるのです。
そんなことを聞いたら、食べてみたくなりますよね。
当然ですが数が限られているので、もし食べてみたい方は早めの注文をおすすめします。
大寒の卵を使ったバウムクーヘンもあります。
大寒の卵は金運も良くなるらしい
1年で一番寒くなるこの時期、鶏はなかなか卵を産まなくなるのですが、その寒さの中で産んでくれた卵はとても貴重。
しかも、黄身がとても濃いそうです。
黄身が濃い=黄色が濃い=黄色は金運が良くなる色、ということで、大寒の卵を食べると金運がアップするらしい。
そう言われると、ぜひ食べてみたいです。
大寒の卵はスーパーで売ってないの?
スーパーでわざわざ「大寒の卵」と表示されているものは見たことがない。
では、大寒の卵かどうかわかるのか?といいますと、通常卵には採卵日ではなく賞味期限しか表示されていないので、わかりません。
大寒の頃、冬季は採卵から57日以内だそうですが、実際にはパック詰から14日間程度となっているのだそうです。
とはいえ採卵日=パック詰めの日と考えても差し支えないでしょう。そうなると賞味期限が2月3日ごろの卵が、大寒の卵ではないかと思われます。
だいたいその頃の卵だったらご利益あるかな〜と思って食べてみてはいかがでしょうか?