朝は皆さん、何を飲みますか?私はコーヒーです。パンでもご飯でもコーヒーです。
そのコーヒーをちょっとアレンジするだけでダイエットに役立つとしたら飲んでみたいと思いませんか?
今回ご紹介するのは「バターコーヒー」です。朝食代わりに飲むだけでダイエットに役立つという、バターコーヒー。「完全無欠コーヒー」とも呼ばれています。
名前からすると太りそうですが、なぜバターコーヒーで痩せるのか、その秘密に迫ります。
また、美味しい作り方や飲み方などもご紹介しますね。コーヒーが好きなら是非試してみてください。
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バターコーヒーでダイエットできる秘密
バターとコーヒー、あんまりダイエットには関係なさそうですが、これはシリコンバレー式のダイエットで有名になった飲み物。
グラスフェッド(牧草飼育)牛の無塩バターを使ってコーヒーを淹れるのだとか。
え、コーヒーはわかるけどバターって・・・って思いますよね。味の想像もつかないし、そんな油っぽいコーヒーでなぜダイエットが出来るのでしょうか。
良質なバターの不飽和脂肪酸
バターってミルクから作られているから脂肪がたっぷり!ってあんまりいいイメーがないかも知れません。
でも「グラスフェッドバター」に含まれているのは不飽和脂肪酸。コレステロールや中性脂肪を排出してくれる優秀な脂質なのです。
だから、摂り過ぎにさえ気をつければダイエットに役立つ、というわけです。
グラスフェッドバターとは牧草だけを食べて育った牛のミルクを使ったバターのこと。
普通のバターはエサ用の穀物を食べているため、農薬に汚染されている心配もあることと、肝心の不飽和脂肪酸の量が全く違うのだとか。
放牧で育てられた牛の乳だけで作られているバターを使う、というのがポイントのようです。
コーヒーの成分で脂肪燃焼&脂肪抑制
コーヒーといえばカフェインですよね。
カフェインは運動の30分前に飲むといいといわれていますが、それはカフェインが交感神経を刺激して脂肪の燃焼をサポートするのと、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が脂肪の吸収を抑えるからです。
しかもこのクロロゲン酸はミルクに含まれるカゼインによって効果が低下してしまうことがわかっています。だから、ダイエットしたい時はカフェオレはダメってことですね。
発酵バターにはクロロゲン酸がほとんど含まれていないのでクロロゲン酸の効果も得やすくなるというわけ。
ただし、ローストした普通のコーヒーでは、熱に弱いクロロゲン酸が減ってしまっていますから、もしクロロゲン酸を豊富に摂りたいなら、ロースとしていない生豆のグリーンコーヒーがおすすめです。
朝食と比べるとカロリーが低い
バターコーヒー1杯のカロリーは200kcal以上になるのですが、ご飯1膳でもだいたい250kcalですから、それを考えると普通の食事をするよりもカロリーは抑えられるでしょう。
腹持ちがいい
適度な脂質が腹持ちを良くしてくれます。
最初は物足りないと感じるかもしれませんが、続けるほどにお昼まで何も食べなくても大丈夫になっていきますよ。
もし空腹が気になるなら、朝食に少しだけタンパク質を加えるといいです。
バターコーヒーダイエットのやり方は、こちらでも詳しく解説しています。
完全無欠コーヒー!バターコーヒーの作り方
まず、材料を揃えます。
- コーヒー 1杯
- グラスフェッドバター 大さじ1(10g)
- MCTオイル 大さじ1
分量は覚えやすいですね。
コーヒーはインスタントではなくて、出来ればドリップコーヒーの方がいいです。ただ、ダイエットはやっぱり続けることがポイント。
どうしても朝時間がないという場合は、ちょっと高価な美味しいインスタントコーヒーを使うといいでしょう。
◆作り方
- コーヒーを淹れる
- コーヒーとバター、オイルを混ぜる
これだけなので、忙しい朝でも何とかできそうです。
ミキサーかブレンダーでしっかり混ぜるのがポイント!
バターコーヒーはスプーンでただバターを入れてかき混ぜるのではなくて、ミキサーなどでしっかり混ぜ合わせるのがポイント。
バターやオイルを撹拌してコーヒーに溶け込ませることで腸から吸収しやすい状態になるからです。これを「ミセル状態」といいます。
シリコンバレー式ダイエットの著者、アスプリー氏はバターをかじりながらコーヒーを飲む方法も試したそうですが、それでは同じ効果が得られなかったとのこと。
ですから、ダイエット効果を高めたいなら、面倒でもミキサーなどを使って混ぜましょう。
グラスフェッドバター以外の作り方はないのか?
基本の作り方はわかりましたが、いやいや、グラスフェッドバターってそもそもなに?と思いませんでしたか?
日本のスーパーではまず、売ってません。
ネットで購入できますが、高いよ!
《送料無料》 グラスフェッドバター セーブル(Sevre) 自然発酵 無塩 250g × 2個 フランス ポワトゥーシャラン産 AOP取得 無添加【冷蔵手数料無料 バターコーヒーに】《あす楽》 価格:3,840円 |
ダイエット食品を購入することを考えたら安いのかもしれない。
けど・・・他のもので代用出来ないの?と考えてしまうのが主婦ですよね。
バターは油溶性のビタミンなども含んでいて良質な脂質のひとつではあるのですが、しかし、肝心の不飽和脂肪酸がほとんど含まれていないのです。
バターコーヒーは不飽和脂肪酸を摂ることが目的だから、それを考えると普通の無塩バターではダメなのです。
ココナッツミルクで代用可
ですから、普通のバターを使うくらいなら、ココナッツミルクで代用した方がいいです。(本にもそう書いてあるので)
コーヒー1杯につき、ココナッツミルク大さじ4とMCTオイル大さじ1〜2で代用可能ということです。これは嬉しい!
ココアバター(カカオバター)でも代用可
ココアバター(カカオバター)でも代用は出来るそうです。
これも普通のスーパーではあまり売っていませんが、グラスフェッドバターと比べればまだ買いやすいお値段だと思います。
大東 ココアバターD (カカオバター) 1.2kg【夏季冷蔵】 価格:3,261円 |
いちいち撹拌するのが面倒だよ!という人は
効果はわかったけど、朝からコーヒー淹れて、ミキサーで撹拌して、なんて無理。時間ない。
そんな方におすすめなのが、最初から材料がはいったこちらのバターコーヒー。
粉末になっているのでお湯で溶かすだけでバターコーヒーが飲めるんです。
しかも、普通のバターコーヒーは油脂を溶かす必要があるので「ホット」でしか飲めませんが、これはアイスでもOK。
まあ、ダイエットのためにはホットの方がいいですが、熱いのが苦手な猫舌さんは、水を加えてぬるめにしても大丈夫、ってことですね。
作り方を間違えると全く効果は出ないので注意して!
バターコーヒーダイエットで効果が出なかった人の口コミをみると、
- 普通の無塩バターを使った
- コーヒーに入れてスプーンでかき混ぜた
など、作り方をそもそも間違えている人が多いのです。
ですから、作り方は出来るだけ本家に忠実に、グラスフェッドバターとMCTオイルを使い、もしバターが手に入らない場合はココナッツミルクで代用する、という方法で作りましょう。
作り方を間違えるとせっかく手間をかけたのに全く効果が出ないということになってしまいます。
正しい方法で作って、効果を出したいですね。
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