「ありがとう」は「有難う」。
有り難い=有ることが難しい=滅多にないこと、という意味です。
元々は仏教の教えから来ている言葉で、あり得ないくらい珍しいこと、という意味なのです。
仏教は信仰していないけどこの言葉は好き。
これは、自分の存在もそうだし、相手の存在もそう。
お互いの存在、この世に生まれてきたこと自体が「有り難い」ことなのです。
それを忘れてしまうと・・・
<スポンサードリンク>
常に「有り難い」ことに感謝する気持ちを
日頃、どのくらい「感謝」をしているか、考えてみると結構忘れてしまっていることが多いと思います。
ありがとうの反対って、なんだかわかりますか。
感謝を忘れると、なんでも当たり前になるのです。
当たり前なんてないのに。
この、何もない日常。平和な毎日。
これこそが「ありがたい」ことで、当たり前じゃないんだって、災害や事故、事件に巻き込まれて初めて気づく人も多いですよね。
私もそうです。平和な日常がどれほどありがたいのか、つい忘れがちです。
日々元気でいられることへのありがたさを忘れずにいたい。
子供達が元気でいてくれること、そして自分が健康で仕事ができていること。
とてもありがたいことですね。
「感謝」との違い
世界各国に、感謝する言葉はたくさんあります。
英語の「Thank you」は直訳すれば「あなたに感謝します」ですよね。
ありがとうも感謝する言葉ではありますが、相手の行為だけでなく、相手がこの世に存在することも、自分がこの世に存在することも、そして神仏への感謝の気持ちも全て含んだ言葉です。
有ることが難しい、ということへの感謝。
単なる、目の前の行為に感謝するだけではないのです。
ありがとうは口に出して言うのがコツ
ありがとうの気持ちはさらにありがとうを引き寄せます。
本当は気持ちがこもっている方が望ましいですが、それができないときもありますよね。
イライラしたり、疲れて感謝の気持ちなんて持てないとき。
そんな時は、思ってなくてもいいから口に出して「ありがとう」と言うことです。
いつもに増して、大したことでなくても周りの人に「ありがとう」と言うのです。
また、一人の時はひたすら「ありがとう」を念仏のように唱えてみてください。
そのうち、気持ちが軽くなってきます。
ほんと、騙されたと思ってやってみて。
ありがとうは他の言語にはない、深い意味の言葉。響も美しいし、口に出すほどに心が綺麗になる言葉です。
人に感謝できないほど疲れてしまった時こそ、ありがとうと口に出して言ってみてください。
<スポンサードリンク>