赤坂氷川神社は東京のど真ん中にあるとは思えないほど静かな場所です。
神社自体も素敵なのですが、神社に行くまでの道も好きですね。
なんだか昭和にタイムスリップしたような、とても静かな街並み。
坂が多くて疲れましたけど、歩いた甲斐がありました。
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一千年以上も歴史のある由緒ある神社
赤坂氷川神社が建てられたのは951年(天暦5年)のことです。
もう千年以上も昔のこと。とても由緒ある神社なのですね。
江戸時代にも大切にされ、かの徳川吉宗が将軍職を継ぐ時に現社殿を建立したそうです。
御祭神は
- 素盞嗚尊(すさのおのみこと)
- 奇稲田比売命(くしいなだひめのみこと)
- 大己貴命(おおなむぢのみこと)
の三柱です。
大己貴命は大国主命(おおくにぬしのみこと)です。
素盞嗚尊は天照大神の弟ですね。やんちゃな神様で、何かと悪さばかりしていたので高天原から追放されてしまいます。
しかしその後出雲の国でヤマタノオロチを退治して、一躍ヒーローに。
元々は嵐の神だったとも言われていますが、農耕の神としても信仰されています。
その妻となった奇稲田比売命と一緒に祀られているので、縁結びの神社として人気があるんですね。
もちろん大国主命も古代の神の中でもモテモテの神様ですから、恋愛成就を願う人には人気のある神様です。
赤坂氷川神社のご利益
縁結びというとみなさん恋愛のことばかり思い浮かべてしまうようですが、世の中全て「縁」が大事なんですよ。
人とのつながりだって縁だし、仕事やお金だって縁がないとやってきません。
人生の全てにおいて良縁を授かることってすごく大事!
日頃から良い縁を結べるような心がけが大事なんです。
だから神社に足繁く通って、今の暮らしに感謝したりしますよ。
私も今の仕事をするまでに色々ありましたけど、やっぱり全てがつながっているんだなと思う今日この頃です。
もし「良縁を授かりたい!」と思う人は、足を運んでて見ていただきたいと思います。
↑御朱印もいただきました。
良縁祈願祭
せっかくですから、心も新たに良縁を祈願するお参りをしてみてはいかがでしょうか。
赤坂氷川神社では毎月1回、縁むすび参り(良縁祈願祭)が行われています。
毎月1日に次の月のスケジュールが公式サイトで発表されています。(1月は10日)
定員は30名で、祈祷料は3千円からとなっています。
授与品として、
- 四合御櫛(しあわせみくし)
- 藍の種のお守り袋
をいただくことができます。
櫛は奇稲田比売命を櫛に変えてヤマタノオロチから守ったという、素盞嗚尊の神話からですね。
お参りしないといただけない品なので、ちょっと貴重かも。
電話かお問い合わせフォームから申し込むようになっていますので、行ってみたい方は早めにチェックしてみてください。
樹齢400年を超えるイチョウの木
お守りにもなっているイチョウの木。なんと樹齢は400年をこえるそうです。
400年前って・・・江戸幕府が開かれた頃ですね。
東京の空襲にも負けず生き残ったイチョウ。力強さを感じます。
アクセス
利用できる駅が多いのでとても便利な位置にあると思いきや・・・
初めて行った時には迷いました。
というのも、スマホの地図に示された道が工事中だったからです。
いや、まっすぐ行っても迷ったかもしれない。
神社の周辺の道は意外に入り組んでいて細い道が多いので、方向音痴の人は要注意です。
- 千代田線 赤坂駅
- 日比谷線・大江戸線 六本木駅
- 南北線 六本木一丁目駅
- 銀座線 溜池山王駅
各駅より徒歩8分
赤坂駅の方には日枝神社もあるので、ハシゴ出来ますよ。
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