世の中には行動する人としない人、その2種類しかいないのです。そして、およそ9割は行動しない人です。
私の体感だと、ほとんどの人は行動しない。それでは理想の人生など生きられないのは当たり前です。
例えば「●●がしたいんだ」という人に、ではこういう良い方法があるよ、と教えてもまず実行しません。
実行しないことには結果も分からないのですけどね。
どうして行動できないのか。行動しない人が多いのか。そんなことを考えてみました。
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行動しないとはどういうことか
例えばいつかは小説家になりたいとか、好きなことをして生きていきたいとか、色々な願望があると思います。
小説家になりたいと思うなら小説を書かないといけないわけですが、1度も書いたことがないのに、漠然と小説家になりたいと思っているだけでもう何年も過ごしているとか、そういうことです。
他にも、お金持ちになりたいと思いつつ、ではお金持ちになる方法をお金持ちから教わったとしましょう。
でもそれを行動に移す人は、おそらく10人に1人もいないのです。
どうして行動できないのか
人は習慣の生き物だから。普段の習慣を変えるにはものすごいエネルギーを必要とするのです。脳は変化を嫌うので、そんな面倒なことをするくらいなら
- お金がない
- 時間がない
- 子どもの世話が大変
- 家事が大変
- 今すぐには仕事を辞められない
など、とにかく「出来ない理由」探しを始めるのです。これをしだすと、あなたの理想は一生かかっても叶わない。
それでは人生を変えることは出来ないんですよ。
出来ること、小さなことからやってみる
いきなり大層なことをしようとするから行動できなくなるんです。だから、小さなことから始めてみればいい。
日常に変化をもたらすような、ほんの小さなことです。
え、そんなことでいいの?と思うかもしれませんが、習慣の力というのは偉大だから。
習慣というのは意識しなくでもできることですけど、これを変えるのはとても難しい。
そして、この習慣を変えることこそが、人生を変える第一歩だと思うから、日常の何気ないことでも意識して変えてみるってのはすごく大事だと思います。
小さなことが大きなことにつながることも
私はフリーランスになって、それまでの生活とはがらっと変わりました。
リストラという出来事でいわば強制的に変えられてしまったわけですけど、それほどのドラスティックな出来事でもなければ、安定した給料がもらえる会社員という立場を捨てることは難しかったかもしれない、と思います。
私はそれで理想の人生を手に入れることが出来ましたが、しかしそれに至るまでの数年間、人生を変えるためにセミナーに足を運んだり、他の業界の人と積極的に交流したり、コピーライティングやブログ記事の書き方を学んだり、と色々行動してきました。
それがたまたまリストラということをきっかけに理想の人生に結びついたんだと思いますが、しかしそれまで何の準備もしてこなかったら、その時に途方に暮れていたと思います。
そしてさらに給料の低い会社にしか就職できなかったのではと。40大半ばですから再就職は非常に厳しい。
いつ役に立つかはわからなくても、いずれ必要だと思うことにお金と時間をかけました。そしてそれは実際に役に立ちました。
待っていても幸運はやってこない
ある日目覚めたら人生が劇的に変わっていた、なんてことは絶対にない。
人生を変えたい、理想の人生を生きていきたいと思うなら、何でもいい、行動に移すしかないのです。
行動することでしか理想の人生は手に入らない。行動したってその結果がどうなるかは分からないんです。
それなのに行動しなければ、100%今の人生は変わらない。
小さなことでもいい、「何かする」ということをぜひ実行してみて欲しいと思います。
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