自己評価の高い人は行動的である。
何かをやろうとした時にすぐに行動に移すことが出来て、かつ、最後までやり抜く力がある。そして、行動することによってさらに自己評価が高くなっていく。
一方、自己評価の低い人は決断に時間がかかり、決定をどんどん先延ばしにしていく。
また、行動するだけでなく、何かひとつ選ぶということについても、自己評価の低い人は時間がかかる。
これを選んで失敗したらどうしよう。
そう思いながらいつまでたっても決められない。
そして、ようやく決定した後になっても、別の選択肢があったのではないかと後悔する。
良くても悪くても、その結果にまたとらわれてしまう。
だから、周りの人の意見を聞く。その結果、自分で考えて選ぶのならまだいいが、結局は人の意見に流される。
その方が、気が楽だから。
自分の責任を回避できるから。
でも、自己評価の高い人は、自分で決断をする。
この違いはどこから来るのか。
自己評価が高い人は、正しい選択がひとつしかないとは思っていない。
これからやろうとすることに対しての思い入れも違う。何とかやり遂げたいという気持ちが強いのだ。
だから、自分が選んだ結果がどうなろうとも、その結果に応じた対応をすることが出来る。
自分で決めた以上は、何とかやり遂げたいと思うのだ。
もちろん、デメリットもあって、人の意見に耳を貸さないという場合もあるし、目先の自分の利益にとらわれやすいという側面もある。
逆に自己評価の低い人は、慎重に考えるというメリットもある。
どちらがいいかというのは一概には言えないけれど、自己評価が高い方が物事が成功する確率も圧倒的に高いのである。
<スポンサードリンク>