どうして私のことをわかってくれないの。
こんなにがんばってるのに。
どうして私の気持ちをわかってくれないんだろう。
そんな思いは誰でも1度は感じたことがあるのでは。
どうして人はわかり合えないんでしょうね。
わかりあえないことから、色々な人間関係の問題が出てくるのでしょうが、そもそも「わかり合える」と思っていることが間違っているのかもしれませんよ。
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「察して欲しい」は無理です
こんな私の気持ちを察して欲しい。
女性は特にそう思う傾向が強いかもしれません。
でもね、それは無理というものです。
人の気持ちを察することなんて、無理なんです。
だって、自分の気持ちすらわからなくなることがあるでしょう。
それなのに、他人のこころの中なんてわかるはずがない。
よかれと思ってやったことが裏目に出るのは、わかってないことが原因です。
わからないのに察したつもりになってしまうことが。
自分が人の気持ちをすべて察することが無理なのはわかりますよね。
だったら、人から察してもらうことが無理なのもわかると思います。
察してもらいたいではなくて、どうしてほしいのかしっかりと言葉で伝えること。
これがコミュニケーションの基本です。
その方がお互いのためになると思いませんか。
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そもそもみんな宇宙人
男性と女性は、火星人と金星人くらいに人種の違うものだといわれています。
住んでいる国どころか、星が違うんですよ。
そう思えば、理解し合えなくても仕方ないと思いませんか。
理解してもらえないという悩みの前提には、理解してもらえるという認識があるからですが、そもそもこれが間違っているわかれば、もっと気が楽になりませんか。
同性でも同じこと。
どこの星の住人かわからないのです。
例えば、日本人なら日本人のことを理解できて当たり前、と思っているでしょう。
だから、相手がアメリカ人やフランス人なら、理解できなくても理解されなくてもあまり腹が立たないのに、相手が日本人となると腹を立てる。
これ、何か間違っていると思いませんか。
見た目は日本人でも、もしかしたら出身星が違うかもしれないんですよ。
だったら理解し合えなくても仕方ないとあきらめがつくでしょう。
わかってもらったらもうけもの、くらいに思えばいい
だから、そんな中で理解し合える人が見つかったらそれはものすごい奇跡なわけです。
そんな奇跡を当たり前のことだと思ってはいけません。
そう、自分の気持ちをわかってもらえたらものすごい儲け物なのですから。
理解できないならそのままでいい
あなたのことをわかってもらうのも難しいし、あなたが人のことをすべて理解するのも難しいのです。
だから、理解できないなら無理に理解しようとしない。
理解しようとする姿勢は必要かもしれませんよ。
そういう気持ちが伝われば、相手もこころを開いて接してくれますし、こちらのことも理解しようとしてくれるかもしれない。
ただ、それはあまり期待しないこと。
こっちが理解しようとしているのに、相手は理解しようとしない、なんて同じことを押し付けてしまうとまた新たな火種になりますからね。
今まで持っていた前提を一度捨ててみると、人間関係ももう少し気楽なものになるかもしれませんよ。
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